私のお隣の家に住む御主人は「私は何も残さないように死んでいくので、墓はいりません。」と石屋の私に面と向かって話していました。
私は「それはそれで良いのではないですか。」といっていました。石屋としては良い気はしませんが!
そんなお隣さん、ある日私のところに来て「お墓を建ててほしい。」と言ってきたのです。
「どうしたの、急に?」と尋ねたところ「息子が、おやじが死んだ後、何処にお骨を納めれば良いにか判らないから、親父が建ててくれるのなら墓は有った方が良い」というのだそうです。「お墓を新たに一から建てる事を思えば、立っているお墓の維持費は安く済むから」だと言う事です。
それは、そうですね。息子さんの言う通りです。
お墓の建立・維持管理に関しては、良く家族でお話合いになってください。